療育用語解説

知能検査とは?|発達障害児の療育 用語解説

知能検査とは?

知能検査とは、その人の知能を測るための検査です。

知能検査によって出された数値は「IQ」や「知能指数」と呼ばれます。

しかし人の能力というのは多様な側面があり、

知能検査の数値だけがその人の能力全てを表すわけではありません。

あくまで知能検査は、その検査で取り扱われるような問題を解く能力の目安です。

知能検査の解説

知能検査はその人のIQを測定する検査です。

主に検査者と一対一で行います。

問題は文章を聞いて答えるような「言語性」の課題から、図形を見るような「非言語性」の課題もあり様々です。

知能検査の多くは学校のテストのような100点満点のテストではありません。

そのため結果は「何点だったか」ではなく統計処理された「指数」で表されます。

また検査や受けた人の年齢によっては、何歳相当かという発達年齢を出す場合もあります。

知能検査の実際

知能検査は様々な種類があります。
内容も簡便な物から実施に時間を要する物まで様々です。

そのためどんな検査を行ったかで結果の解釈は異なります。

お子さんに実施する知能検査としては、
「WISC(ウィスク)」「田中ビネー」という検査が比較的有名です。

知能検査は基本的には、その人の苦手なところや得意なことを知り、実生活に役立てるために行います。

しかし実情としては、

手帳の取得や更新、診断や判定など
公的な手続きに伴いそのための判断材料として知能検査を受ける場合もあります。

いずれにせよ知能検査を受けるということはその人の知的な側面を知る機会になりますから、結果や傾向はしっかり活かしていきたいものです。

おわりに

知能検査は心理士などが実施することが多いですが、

知能検査を実施できる資格は1つではなく、そのため知能検査を実施する人の職種は場所によって異なります。

また知能検査は定期的に行いその変化を見ることもありますが、間隔としては頻繁に行うものではありません。

定期的に行う人の場合でも間隔は数年あけることが多いです。

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