構音障害

発音の練習(構音訓練)は何歳から始めたほうがいいか?

構音訓練の適齢期

 「さかな(魚)」の発音が「たかな」あるいは「ちゃかな」になるなど、発音が上手くできない期間は誰しもあります。ただしこれらが長期化する場合は発音の練習を行うことが望ましいとされます。

 発音の練習は医学的には「構音訓練(こうおんくんれん)」と呼ばれます。

 構音訓練は早すぎる時期でも遅すぎる時期でもその効果が十分に得られません。

 構音訓練の適齢期というのは何歳頃を指すのでしょうか。

 目安としては構音訓練は4歳頃から徐々にはじめ、5歳頃にはしっかりと行っていくことが望ましいです。

構音訓練ができるようになる時期

 お子さんの状況や練習する音がなんなのかにより微妙に時期は異なりますが、おおむね構音訓練は4~5歳頃が開始の目安になります。

 構音訓練開始の適齢期は、実年齢だけではなく発達年齢が大切です。

 実年齢が4歳であっても、言語発達や口腔機能の発達が4歳に満たない場合、学習が成立しない場合があります。

 そのため専門機関で構音訓練を行う場合、その前段階として言葉の発達を中心とした発達評価を先に行うことが多いです。

 こうして構音訓練の土台となる言語発達を確認した上で、構音訓練は開始になります。

4~5歳頃から構音訓練を始める理由

 子供の発音が気になるという発達相談において、比較的多いのがサ行の発音についてです。

 冒頭のような「さかな(魚)」が「たかな」になるといったケースです。

 個人差はありますが、一般的な発達傾向としてサ行の音は5歳前後くらいから発音できる音です。
 当然これより早く練習しすぎれば、お子さんに負荷がかかるだけになってしまいます。

 構音訓練は適切な時期に適切な内容を適量にが基本になります。

 また、構音訓練はいろんな音を発音したり絵カードを見て名前を言ったり、口の体操をしたりといわゆる机上学習です。

 机上学習を行うにはある程度の集中力が必要です。

 このあたりも個人差はありますが、やはり2歳や3歳だとなかなか机上課題にまとまった時間集中することは難しかったりします。

 このように、発音の発達や机上課題の集中という側面から、構音訓練は4歳ないし5歳頃から始めることが多いです。

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