ことばの教室の頻度
ことばの教室による言葉の発達の支援は、
幼児期なら毎週くらい、
学童期なら月に2回ないし1回くらい
が1つの目安になるのではないでしょうか。
しかしながら状況はお子さんによって様々ですので、
ケースバイケースでその子にあった頻度で通うのが1番でしょう。
特に、俗に言う「伸び盛り」のお子さんは集中的に通ったほうがいいときもあります。
頻度の考え方
人間誰しも「学ぶ」という行為の終わりはないので、
ことばの教室のその子における頻度も明確な基準はないものです。
しかしながら
ことばの教室は親子で通う場合が多いです。
一部、子供だけで通う場所もありますが、
お子さんを指導しつつ、
親御さんの相談を受けたりアドバイスるをすることがことばの教室は多いです。
共働きも多い昨今、ことばの教師はどのくらい通うかだけでなく、
どのくらい通えるかも重要になってくるわけですね。
生活に支障のない範囲で通うのが一番で、
親も子も多忙さで生活が回らなくなるのは本末転倒です。
週に1回前後の頻度を基準に、
家庭状況や学習内容によって頻度を決めていくことになります。
頻度ごとの目安
週に2回以上
ことばの教室の部類では、
最も多い頻度にあたります。
伸び盛りのお子さんの発音練習などが該当します。
週に2回の頻度は
時間的にもかなり取られますから、
親御さんのスケジュールにもかなり左右されます。
週に1回
これもことばの教室では多いというか手厚い頻度になります。
初期の発音練習や
幼児期の言葉の学習などが該当します。
2週間に1回(月に2回)
月に2回は多くも少なくもない程度の頻度です。
感覚としては1週間以上空くので、
家庭学習の時間も大切になってきます。
発音練習が落ち着いてきた頃や
学童期の学習、
親御さんの都合として週に1回通うことが難しい場合
などが対象になってきます。
月に1回
学習というよりは
定期的な発達相談や
家庭学習の経過観察
などが主になる頻度です。
伸び盛りのお子さんや
幼児期のお子さんにはあまり適さない頻度かもしれません。
不定期
経過観察のお子さんが対象ですね。
発達相談などが主になるでしょう。
おわりに
医療施設などのことばの教室では
施設側から頻度を決められることがほとんどです。
また年齢によって可能となる頻度も異なります。
施設ごとに基準を設けている場合がほとんどなので、
親御さんが100%自由に決めることができるところは少ないとは思います。
しかしながら、
頻度ごとの意味というかスタンスは知っておいて損はないと思います。