ことばの教室の対象年齢
「ことばの教室」とは主にお子さんの言葉の発達を支援する場所です。
例えば保育園や小学校は通う年齢が決まっていますね。
そしてこれはどんな保育園も小学校も共通しています。
では「ことばの教室」というものに対象年齢はあるのでしょうか。
「ことばの教室」というもの自体には年齢制限は特にありません。
その場所その場所のことばの教室の運営方針によるところが大きいです。
ことばの教室の種類
「ことばの教室」というもの自体、定義があいまいな面があります。
しかし一般的には
専門家によってお子さんの言葉やコミュニケーションの発達、学習などを支援する場所がことばの教室かと思います。
ここで言う専門家とはおおむね言語聴覚士などが該当します。
そして
ことばの教室は大きくは
公的制度を使ったものと完全に民間のものの2種類があります。
公的制度を使ったものとは、
小児科のリハビリとしての療育や、
放課後等デイサービス内で行われる専門家による指導などです。
一方で完全に民間のものとは、
言語聴覚士などが自由診療で行う支援のことです。
前者は自己負担が少なく済みます。
後者は自己負担が発生しますが、
個人で運営していることも多いため
小回りが利く対応をしてもらえることが多いです。
それぞれに長所と短所があるといったところでしょう。
ことばの教室の実際
制度的・定義的にはっきりとした年齢制限はないことばの教室ですが、
実情としては幼児期あるいは学童期を区切りとしているところが多いです。
療育施設などでは幼児期まであるいは小学校1,2年生くらいまでが区切りになるところも多いです。
自由診療のことばの教室の場合は
学童期まで、あるいは要相談
と若干通う期間に幅があることが多いです。
おわりに
ことばの教室は子供が学習をするだけでなく、
親にとっては相談ができる場所でもあります。
そのため自分達が通いたいと思える年齢まで通える施設を利用するのが望ましいでしょう。
しかし最寄りの施設が必ずしも自分達が希望する年齢までを対象にしているかというとそうとも限りません。
このあたりが難しいところですね。