コロナで療育が中止になっている
コロナウイルスの影響で、
発達障害児の療育が中止になっているところが多いですね。
子供達の療育が滞るのはなんとも悩ましいところですが、
世の中の状況を踏まえてのやむを得ない決断といったところでしょうか。
療育には
母子で一緒に受ける「教育型」と、
学童や保育園のようにお子さん一人で通う「預かり型」があります。
今回のコロナウイルスにより中止がより多くなっているのは
「教育型」の療育施設ですね。
やはり「預かり型」に関しては、
子供達が学ぶ場所であると同時に
働いている親御さんにとっての生活インフラでもあります。
預かり型のほうがたとえコロナウイルスでも受け入れ中止の判断が難しい実情があるのでしょう。
子供達の教育機会
小学校も休校になっているくらいですから、
療育機関が受け入れ中止の判断をしたとしても
まあ妥当な判断ではありますね。
もちろんコロナウイルスへの対応が最優先になるのは当然なのですが、
一方で、
やはり子供達の教育機会が失われているのは心配ですね。
コロナウイルスの感染拡大防止のため、
学校や公的機関に影響が出て数か月が経ちます。
子供達の教育というものは「量」や「質」だけでなく、
「時期」も大切だと思っています。
5歳には5歳の、10歳には10歳のときにしか学べないことというものがあると思います。
発達障害児の療育においても
年齢によって取り組む課題や通える期間が異なっていきます。
特に通える期間についてはシビアで、
多くの療育施設は小学校入学前後で療育が終了することが多いです。
コロナウイルスにより数か月療育を受けていないお子さんもいるでしょうから、何らかの救済処置がほしいところですね。
本来療育を受けられるはずだった期間を、
どのように取り戻していくか。
そのスタンスで、
療育施設やセラピストの本質を見ることができるかもしれません。
おわりに
刻一刻と状況が変わる昨今ですが、
とりあえず「ことばのまど」では従来のスタンス通りに
オンラインで療育を行えたらと思います。